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ファームについて

若手の意見を取り入れ、進化を続ける牧場です。

代表 早川敏文

弊社は1995年、個人経営をしていた地域の酪農家3戸が集まって設立されました。現在は構成農家5戸が共同経営しています。

当初、この地域では法人化の前例が無く、設備投資や従業員の雇用、規模拡大などの難題を一つずつクリアしてきました。 その経緯もあり、議論を交わし、協力して解決するという土台が出来ています。ですから今も、従業員みんなの意見を取り入れて、より仕事をやりやすくするためにはどうしたらいいかを常に考えています。ある程度仕事を覚えた人には自 主性に任せて、自分なりの新しいやり方を提案 してもらうことも多いです。たとえそれが 失敗だったとしても勉強だ と思うのです。そうやって、みんなの 声を取り入れ 柔軟 に変わり続けられるのが弊社の最大の強みでもあるのです。

私は牛に囲まれて育った酪農家の4代目です。親から 家業を 継ぐ のが自然の流れでした。正直、子供が幼い頃に家族揃って 遊びに出掛ける 機会は少なかったです。しかし、それが当たり前、酪農はそういう仕事、と諦めたくないと感じ ています。牧場の規模が大きくなった今だからこそ、工夫次第では自由に使える時間を作り出したり、 お互いの協力で希望の日に休日を取ることもできる環境です。次の世代に「働きやすい酪農」を受け継いでいきたいです。

創業から現在までの歩み

1995年、地域の3戸の酪農家が集まって会社を設立しました。個人経営での規模拡大や設備投資の限界、 後継者問題などの悩みを抱えながらも、先代から暮らし続けるこの土地への愛着は大きく、未来へ繋げるための決断でした。 今では、志を同じくする5戸の酪農家が集まり共同経営する農業法人として、さらなる成長を実現すべく歩み続けています。

平成7年 有限会社阿歴内ファームを設立 ( 構成員 3 戸で共同経営 )。
飼養頭数約 120 頭でスタート
8年 牛舎等を整備し、新施設に移動
10年 1戸加入し、構成農家4戸となる
12年 乳検組合加入
13年 哺乳ロボットを導入
14年 1戸加入し、構成農家5戸となる
16年 子会社の有限会社阿歴内F&Sを設立
18年 第2牛舎、ロータリーパーラーが完成

これからの酪農

働きやすい環境づくり

酪農業と言えば、365日休みなく働くイメージではないでしょうか。当社は農業法人となり、「働きやすい酪農業」を目指して職場環境の改善に取り組んでいます。 現在は、週休2日(繁忙期は週休1日)、残業無しの18時帰宅が実現しています。
約25人が働き、搾乳・仔牛の哺育・牛舎での餌やりと清掃・外作業など役割分担をして、シフトを組んでいます。 先にスケジュールが分かるので、前もって休日を希望することもでき、プライベートの予定も立てやすいです。

設備投資にも力を入れ、搾乳するミルキングパーラーなどを導入したことで、効率化と体力面の負担軽減が実現しました。 効率アップは牛にとってもストレスの少ない搾乳となり、乳質を維持することができています。

また、牧場での基本的な作業はマニュアル化し、初めての方でも覚えやすいよう工夫しています。 一方、全ての作業をずっと変えずにやり続けている訳ではなく、常に新しいやり方やアイデアも取り入れています。それには、現場の声や感覚が重要です。働く人ひとりひとりの意見を取り入れていきたいと思います。

福利厚生

安心して長く働けるよう福利厚生も充実させています。社会保険(健康、厚生、労災、雇用)のほか、住宅手当、通勤費支給があります。 また各種資格を取得する際の助成もあるので、働きながらステップアップできます。
家財道具がついた単身用アパートや、夫婦で住める住宅もあります。